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25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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土星を美しく撮れました。

先日来の低温がましになり、天候も回復した祝日2009/04/29の夜、久々に屋上にC8一式と上がり、月と土星を撮りました。
時系列としては逆になりますが、まずは当夜の土星像から。
NexStar8i(C8)+LV8-24mmZoom+ToUCamProIIでの3AVI直列での6517フレームスタック処理です。Registax3でのWavelet強調処理の度合いの違いで2種仕上げを作りました。
(Wavelet処理設定はどちらの画像も[1:1]です。スライダー設定の深さを変えています。)

       s20090429abc_L11_6517R3

       s20090429abc_L11_6517R32

美しいです。人工天体からの近接画像風に、少し斜めにレイアウトしてみました。
輪が非常に薄く、真正面部分は輪の影が黒々と見えて、輪そのものは存在が霞んでしまっています。
かなり横から輪を見ている訳ですが、それでも輪の両端近くにカッシニ空隙の存在も確認できますね。
ようやく満足できる水準で今年の土星を撮れました。安心しました。
右肩に衛星らしき天体もうっすら写ってますね。

撮影時にLV8-24mmZoomの拡大率を少し上げたものも撮りましたが、PCのHDD残量がわずかだったために、ドロップフレームが頻発して結局データとして使えなかったAVIもあり、2AVI連結での2516フレームスタック処理となりました。

       s20090429de_L11_2516R3

       s20090429de_L11_2516R32

これがまた非常に満足の出来となりました。Wavelet処理をかけて画像が浮き出た瞬間、思わず「うわっ」と声が出るほどの期待以上の出来です。想像以上に屋上はまだ寒く、なかなか写野に収まってくれない土星に、当夜は拡大率を上げての撮影は断念しようかと思っていましたから、まあ本当に撮影できてよかったです。2AVIしかなく、最初の画像よりフレーム数が不足の分、少しザラついた印象もありますが、拡大した分、詳細のニュアンスがかなり写り込んでおり、満足しました。

今回の撮影では土星は天頂付近にあり、また当日の気温上昇の効果もあって、悪気流の影響を極力排除できたこともあり、非常に満足の結果に至りました。

設営直後は土星は更に天頂近くにあり、接眼部にToUCamProIIをつけた状態では、架台にそれらが当たってしまい、筒先が土星の方角に向きませんでした。
最良の仰角条件時に撮影ができないという、短いアームの経緯台追尾特有の難点です。土星の仰角が少し落ちてくるまでの間、E5000との組合せで月面を撮りました。
既に月はかなり仰角が落ちており、低空気流の影響もかなり出てきていました。大気減光による赤変もかなり顕著でした。
後処理で若干、色補正をしましたが、完全に中性灰色にすると、味わいが無くなり、画像の印象もどこか情報が欠落したような感じになってしまいますので、ニュアンスは残しました。

       2009_0429_211447AA.

       2009_0429_210156AA 2009_0429_210252AA 2009_0429_210514AA 

       2009_0429_210605AA 2009_0429_210739AA 2009_0429_210816AA

LV8-24mmZoomにメンテナンスが悪いのか、少し画像にゴミ感があります。若干は後処理で除いたのですが....。
像の場所によって合焦感の甘辛が少し不均一な気もしないではないです。E5000専用のカメラアダプタなので、LV8-24mmZoomとの接合に問題がなければ、その種の問題は起こらないと考えていたのですが。これが銀次での撮影であったら、銀次の光軸の調整不良かと先日のように思ったでしょう。当夜のC8の光軸調整状態には問題はありませんでした。土星撮影前に確認しましたが、恒星の焦点内外像はきれいな同心円をキープできていましたから。
まあ土星の仰角条件待ちの間に、合焦出しの苦労もさほど無く、お手軽に撮影した月面画像としては、これ以上何を望むかという感じはありますので、土星像同様、この仕上がりにも満足しておきます。


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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/04/30(木) |
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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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