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25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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上弦の月。

この週末はお花見を期待する多くの人を裏切り、悪天になるという予想でした。なので、2009/04/02夜、名古屋日帰り出張から終バス近くで帰宅しましたら、まだ美しい上弦の月が西の山際に残っていましたから、玄関廊下側にミニボーグ45EDとスカイパトロールII一式を設営して、撮影しました。
強拡大撮影で合焦が定まらないF31fdに代わり、元メイン撮像機、E5000の復活再登場です。
後日、この記事を書く際に、一式をセットして復活記念撮影をしました。

       mbE5K20090404

E5000なら、私の目が悪くなって、眼視でのピント出しが少々甘くても、オートフォーカスのレンジ幅が広いので、ミニボーグとの合成焦点位置に無理繰り合わせてくれることを期待したのでした。E5000時代にはそれほど合焦精度の甘さで苦労した記憶はありませんでしたので。

アイピースはテレビュー2倍バーローレンズを介してのLV8-24mmZoomです。E5000の内蔵ズームを最大にすることを併用して、ようやく立派な全景や中拡大撮影が可能となります。

まずは超遠景。背景の漆黒部分が多い画像ですが、私のお気に入りのバランスです。肉眼での印象にも近いからでしょうか。虚空に浮く月の印象が美しいと思います。

       moon20090402mbE5K1

そのままアイピースのズーム拡大率を上げて行きました。

       moon20090402mbE5K6  moon20090402mbE5K7  moon20090402mbE5K8

画像の縦横と対象の軸をおおよそ揃えて撮り直した全景です。

       moon20090402mbE5k2

同じく、中拡大撮影です。

       moon20090402mbE5K3  moon20090402mbE5K4  moon20090402mbE5K5

久々の撮影でしたが、口径45mmでのコリメート法一発撮りで、これだけ鮮鋭に撮れれば、私は満足です。月面の重量感、質感については流石に少し不満もありますが、超小口径機なりには出ていると思います。

温度順応時間もゼロ。それが超小口径機のメリットで、設営から撮影、撤収まで、短ければほんの10分くらいでも、それなりの撮像データを得ることができます。ミニボーグとE5000の重量前後バランスはあまりよくなく、スカイパトロールIIの耐荷重では、かなり操作時の振動を拾ってしまいますが、EOS20Dのようなデジ1と違い、E5000はシャッター/ミラーショックもありませんので、10秒セルフタイマーを使えば、中拡大撮影でもシャッターブレの影響は皆無でした。

ただやはりアイピースのズーム位置の変更ごとに、眼視での合焦確認をしないで、E5000のオートフォーカスを過剰に頼ったせいか、ピントの甘いコマも少しはありました。最初の眼視でのピント出しがやはり若干甘かったのでしょうか。最近更に急激に目の悪化が進んでおり、その影響を完全に排除するのは難しそうでした(寂)。

私の場合、まあ音や音楽は特別な別次元の話として脇に置きますが、目に入ってくる情報がもたらす感動というものも、かなり大きなものがあります。それゆえそれを記憶や印象通りに残そうという想いも強いのです。
その意味では、この最近の視力の悪化は、単に日常生活やこの天文趣味の上での不便さに留まらず、精神的な面への影響というものもきっと軽視できないのだろうと、漠然と不安を感じています。
入ってくる情報の粒度が粗く、鈍くなるのです。当然、精神的な活動も鈍くなって行くのではないか、そんな感じです。
歳をとるというのは寂しいことですね....こんなことは数年前には、全く想像もしなかったことでした....。


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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/04/04(土) |
  2. 天文・天体画像
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

コリメート

亀田さん おはようございます
コンデジ撮影がうまくいったようで。
そうそう私も最近買ったコンデジで撮影しようと思って忘れています。
今晩は晴れそうなので試して見ますかな。
コンデジ(DMC-TZ5)の焦点距離は4.7~47mmで、
CCDが1/2.33" ですからアイピースはどれにしようかと。
端までシャープなアイピースは持ち合わせていませんので
あまり期待は出来ませんが。

  1. 2009/04/05(日) 09:12:29 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

> コンデジ撮影がうまくいったようで。

早々のコメントありがとうございます。
同夜分で公開されていたQCam画像の階調と鮮鋭度には及びませんが、撮影の手軽さと光学系の規模を考えると、まあこれ以上の水準は求めなくても良かろうと思いました。
オートフォーカスの有り難味がよく分かるようになってきて、もう一般撮影でもZeissは使いこなせないかもしれないと思い始めています。

> 端までシャープなアイピースは持ち合わせていませんので

デジカメのズームは望遠側にしないと視野がケラレると思いますので、アイピースの中央性能がよければ使えるものだと思っていましたが、手持ちのアイピースがどれも私の場合ラッキーだったのでしょうか。
私の場合、不慣れな直焦点より、よほど慣れたコリメート法が、お手軽に鮮鋭画像を得られるようです。

TZ5でしたね。最近、電車の中にTZ7の吊り広告があって、ハイビジョン撮影を前面に打ち出しているので、これだったかと思いましたが。
1台で何でもできる、良い時代になりましたね。元々素人はそれを望んでいたのですが、メーカは「それは無理。撮像原理が違う。素人は浅はか。」と言い続けてきたものです。

パナは同販売価格帯でLX3というライカが10万円弱で実販価格を設定している機種と中身が同じものもありますね。ライカのラベル1枚が6万円ということになりますが、価格.comの口コミ掲示板を見ると、飛びつく人は飛びつくみたいですね。

TZシリーズとは方式は違いますがLX3もハイビジョン撮影ができるようです。私も余裕があれば欲しいのですが、手が出ません。

ハイビジョン撮影を15fps記録で我慢するなら2万円弱でOptio W60などもありますが...。こっちは私の好きなインターバル撮影もあり、何と本格水中撮影なども可能なので、目移りします。水面に顔を出して海の波頭を撮った画像が価格.comに掲載されていて、これには衝撃を受けました。
(リンクはURLに入れました。)

  1. 2009/04/05(日) 09:57:27 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

ハイビジョン

亀田さん

>TZ5でしたね

そうなんです。
新機種発売時期は過去のインターバルからわかっていて当初4万円以上するだろうし
2万円になるのは1年後と踏んで、あえてTZ5にしました。
パソコンで処理する限り機能的には大きな違いがありませんので正解だったと思っています。
TZ5は安い店が売り切れで必然的に値上がり傾向になっています。

LX3は、CCDが1/1.63型ですから写りは良いようです。
ハイビジョンは24fpsとTZ5や7に30fpsではないのですね。
少し大ぶりですから私の機種選択時コンセプト「ちょっと胸ポケットでハイビジョン」
にはつらいかもしれません。
完全マニュアル撮影ができるので星空撮影を天文ガイドで特集しました。
http://www.seibundo.net/tenmon/magazine/0902.htm

このゼリーのような波、凄いですね。
  1. 2009/04/05(日) 12:05:56 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

亀田さん

 こんにちは。
 
 遅くなりましたが、アクセス10000超えおめでとう
 ございます。
 今後も拝見させていただきます。

 久々にボーグ、スカイパトロール、E5000のセット
 で月撮影されましたね。
 確かに眼視での質感、重量感は大口径機にかな
 わない面がありますが、45mm口径でこの画像が
 取れたのですから満足されたと思います。ボーグ
 45EDの秀逸さが改めてよくわかりました。
 また、E5000の画像、個人的には結構好きです。
 私も遅く帰宅した時など夜空に浮かぶ月をお気軽
 観望、撮影することが多いので、楽しく読ませてい
 ただきました。
 E5000もまた活躍しそうですね。
 今後もいろいろな月画像を見せてください。 
  1. 2009/04/05(日) 13:01:40 |
  2. URL |
  3. ichiyasu
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

> TZ5は安い店が売り切れで必然的に値上がり傾向になっています。

おおそうですか。F31fdと同様、名機殿堂入りの風格ですね。

> LX3は、CCDが1/1.63型ですから写りは良いようです。

なかなか良さそうな感じがしています。本気度がかなり感じられるのに、実販価格が普及機クラスというのが魅力ですね。

> このゼリーのような波、凄いですね。

社会人1年のときに職場で半ば無理やり連れて行かれた職場旅行で、溺死しかかりました。
元々遊泳禁止の場所だったのですが、それを知らされていなくて、どんどん沖に流されていくのに、足が吊ってどうにももがいていた時のことを思い出しました。次々頭の上に被ってくる水と水面はまさにこんな感じでした。全体の動きがスローモーに見え、ああもう私は駄目なんだ、と感じた時の感じがこんな感じだったのでした。
これは水の高さに目線がないと記録できない映像ですね。そういう機能には強く惹かれます。
勿論、W60が安価だというのが最も魅力的ですが。その2点で、他の短所は見えなくなってしまう感じがします。



  1. 2009/04/05(日) 20:17:41 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

ichiyasuさん

ichiyasuさん

>  遅くなりましたが、アクセス10000超えおめでとう
>  ございます。

ありがとうございます。FC2に引っ越してから、母体が大きすぎるのか、アクセスペースがかなり落ちてしまいましたが、ずっと見て頂いているご常連様がいらっしゃるのですから、今後も頑張りたいと思います。今年は火星も戻ってきますしね。

>  久々にボーグ、スカイパトロール、E5000のセット
>  で月撮影されましたね。

企図してからも、なかなか帰宅時刻、天候、月の位相とベランダなどの位置関係、それぞれの諸条件がうまく合いませんで、撮影の機会を得られませんでした。
当夜は帰宅も遅かったのですが、週末の天気がよくないと聞いていましたし、上弦の月がとても美しかったので、一念発起で撮影してみました。
ミニボーグ45EDは、「口径クラス超越」の表現で余りある性能ですね。70mm口径機程度のものを新調しても、あまり甲斐がないかもしれません。
まあ万年金欠病の私には、丁度良い、ラッキーな選択となった訳でした。

>  E5000もまた活躍しそうですね。

F31fdの登場で、改造5mリモートレリーズなども含め一式転売などを考えていたのですが、充電器が不安定でオークションに出すのを躊躇したまま置いておいたのが結局幸運となりました。F31fdは非常に良い撮像性能を持つのですが、オートフォーカスの合焦検知ロジックと、コリメート法での月面の特定部位の合焦位置が合わない感じがします。
月面の強拡大撮影においては、合成焦点の完全にジャストピントの位置より、少し外れたところでコントラストが最大になるのが、ハズレ連発の原因だったりするのか、と最近思い始めています。眼視で合焦を追い込んでおくことで改善はされる筈なのですが、うまくいかない時は本当にうまく行きません。目の問題もあるのでしょう。悪くなったというのもありますが、目のほうで無理繰りピントを合わせてしまったりするようなのです。

なのでオートフォーカスのスイープ量が大きいE5000は、今のような困惑にはとても有効に思えます。
今夜はベランダの屋根に月がかかるまで銀次+E5000で月面を撮りました。液晶モニタではそこそこ満足な画像をいくらかは得たと思います。
メールでリクエストを頂き、そのお約束の第一弾となります。
が、今夜は部屋の片付けなどいろいろ(外壁に面した部屋の壁がカビだらけなんですよ^^;)あって、公開は後日となりそうです。ご容赦下さい。

魅力満点の貴サイトの一般公開も期待しております。

  1. 2009/04/05(日) 20:21:05 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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