25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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久々の星空散歩。

この週末は久々に晴れました。
でも月も惑星も夜空にありません。秋の星座は寂しいもので、なかなか撮影の甲斐がありません。
我が家から見て東の空は、大阪平野の爆裂的な光害で満たされており、星野撮影には向かないのですが、久々に星空を見てのんびり和むのも悪くないと思い、EOS20DとスカイパトロールII一式だけの軽量装備で屋上にあがりました。

       スカイパトロールII+EOS20D再掲載

東からあがってきたペルセウス座、ぎょしゃ座、おうし座を撮ってみました。もう星座の世界は冬になっていました。光害の影響に加えて、薄雲による光の散乱もあるようです。
(レベル処理など、後処理で階調を調整し、撮影時に肉眼では到底見えなかった星が沢山写り込んでいます。以下の画像も同様の処理をしています。肉眼でこれだけの星が見えると、それは大いに癒しになるでしょうね....。)

       20081123星野a

おうし座を拡大してみます。薄雲のせいもあり、汎用ズームレンズの無限遠ピント出しの難しい点もあってか、少し星像が甘く、画像は少し小さめに仕上げました。

       20081122星野b2

更にレンズをズーム拡大して、M45(プレアデス星団、すばる)を狙ってみましたが、やはり少し像が甘い感じで、小さめの仕上げにしました。薄雲の影響ではなく、M45を構成する一部の星に、青い星間ガスがからんでいるのが、うっすらと分かりますね。

       20081122星野c

次にぎょしゃ座の拡大です。
それぞれ散開星団であるM天体が3つ、うっすら位置がわかる程度ですが、写っています。

       20081122星野d

もう少しズーム拡大した別のカットでも同じ位置にそれぞれが写っていますので、存在は確実だと思います。M37は構図外に飛び出しそうですが....。

       20081122星野d2

撮影が進むにつれ、オリオン座の仰角があがってきて、少しは光害の影響も減ったところで、その全景を撮りました。

       20081122星野e

ちょうどオリオンのおへその部分にあるM42(オリオン座大星雲)をズーム拡大して撮りました。

       20081122星野f

露出はいずれも2分。絞りはF6.3から7.1のいずれか。ISO800設定で、EOS20D+スカイパトロールIIを使いました。
世の中には、もっと綺麗で立派な星野写真も沢山あります。でもまあ星野撮影に関しては、私はあまり欲張っての追求はしません。
その時に何か癒しになる時間を持てればそれでよいと思っています。

何せこんな光害の環境での撮影ですからね。(固定撮影1分露出)

       20081122星野g

でも物騒な時世に、夜、鍵をかけて外部侵入を排除できる屋上を独占して星見ができるというのは、いいものです。撮影遠征などは出不精な上にその心配がありますから、なかなかその気になれません。

そのうち、気になっていた薄雲がどんどん濃くなって来て、ぎょしゃ座、おうし座、オリオン座周辺だけを見事に隠す雲となり、そのまま動かなくなったので(^^;)、撤収しました。

       20081122星野h

これからまた天候下り坂の予想の中で、これでも幸運だったと言えるでしょう。
小1時間、久々の星空散歩、なかなか良かったです。最近、対人関係での気疲れが非常に色濃いので、生来、気分転換の下手な私は、こういう時間をもっと持つべきなのでしょう。


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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/11/24(月) |
  2. 天文・天体画像
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

軽装備で星空を楽しむのは心の余裕を感じますね。
さっと出てさっと引き上げることが出来て家の中でも余韻を楽しめますし。

田舎では予想通り曇りが多いですが土曜日の20時頃は綺麗に晴れてコントラストのよい冬の銀河を見ることができました。
日曜日は日中、よいお天気で鳥を見にいきました。
カワセミを見たかったのですが見つけられませんでした。
  1. 2008/11/24(月) 15:59:51 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

コメントありがとうございます。

> さっと出てさっと引き上げることが出来て家の中でも余韻を楽しめますし。

そうなんですよね。
重装備だと、もう片づけやら自室に戻ってからも、はあはあぜいぜい&ただちに画像処理だドタバタ....みたいで何やってんだって感じで癒しに程遠いのです。
今日は天気予報どおり悪天となり、昨夜の雲間からの撮影でもラッキーでした。
昨夜のは、悪戦苦闘もなく、後処理作業も含めて、久々の癒しとなりました。

KENさんは銀河ですか。うちは後処理で階調を調整した上で、更に想像の先にそれはあります(^^;)。
でも今回、ぎょしゃ座のM天体3つが写ることが分かったので、次回は今まで(CCD埃対策のために)忌避事項と決めていたEOS20Dのレンズを外して、ミニボーグ直焦点撮影をやってもいいかなあという気に、ちょっとなってきています。

まだ土星を充分な仰角で撮れるまでには、日数かかりそうですものね。
星野撮影には不向きな環境で、私自身あまり得意なジャンルにはならないと思うのですが、天体写真記事も月ばかりでは、味気ないかなあと思っているのです。

鳥写真、拝見しました。銀河に野鳥、いい環境なんですね。
「デジスコ」という呼び名がポピュラーになったジャンルの使い方ですね。
最初「デジタルなスコープって何だろう」と思ったものです。電子顕微鏡の望遠鏡版か?とか(^^)。
「デジカメ&スコープ」らしいと分かって「私らの昔からの標準撮影機材やん。」とか思ったものでした。

  1. 2008/11/24(月) 16:59:11 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

レンズ交換

亀田さん
銀河は道中に車を止めての観望でした。もちろん写真なんぞありません。
ついに20Dのレンズ交換解禁ですか。最近、うちのコンデジの1台に埃を発見しました。望遠の時に顕著になります。この機種はレンズとCCDが一体になっていて清掃ではなくユニット全体が交換となり修理代が12,000円とのことでした。伸縮するズームレンズを持つコンデジはどこかに空気の出入りがあり埃の流入は避けられないようです。屈折式で飛び出ないズームレンズを持つカメラでもメカの摩擦によるゴミは避けえないようです。一眼レフはコンデジに比べてゴミが入りやすいのですが、CCD前フィルターとCCDの間にゴミが入らない限り自分でも清掃できます。コンデジはメーカー対応であって更に高価というおまけまでつきますので、総合的には一眼レフの方がゴミに対しては安心といえるのではないでしょうか。レンズ交換という一眼レフの有利性を是非活用されるべきと思います。
  1. 2008/11/25(火) 21:55:49 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

> 銀河は道中に車を止めての観望でした。

そのライブ感がいいですね。見えたので急遽観望に、というのがいいです。
銀河は本来、いつでも私たちの頭上にあるんですよね。

> この機種はレンズとCCDが一体になっていて清掃ではなくユニット全体が交換となり修理代が12,000円とのことでした。

うわー。私もF31fdをマルチユースで酷使するのをやめないと高くつきそうです。

> 一眼レフはコンデジに比べてゴミが入りやすいのですが、CCD前フィルターとCCDの間にゴミが入らない限り自分でも清掃できます。

そうなんですね。情報ありがとうございます。
今日、押入れの中からボディキャップとレンズエンドキャップを発掘してきました。
18-200mmをEOS20Dから着脱しない限り、不要の部品なので、元箱と一緒に仕舞ってましたが、屋上でのミニボーグへの装着には不可欠になります。

ミニボーグ45EDはf=300mmですから、APS-CサイズCCD換算で500mm程度の望遠になり、18-200mmの望遠端よりM天体の解像には良さそうです。45mm口径とノーマルCCDでどこまで解像するものでしょうか。次の週末が晴天になればいいですね。


  1. 2008/11/26(水) 00:17:21 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

こんばんは!
屋上で星野写真というのは亀田さんらしいですね。
M36、M37,、M38は望遠鏡で見ごたえのある代表的な散開星団ですね。
ふたご座のM35もお勧めです。

秀丸は昨夜はバルコニーでCanon18×50ISを三脚に固定して
妻にオリオンの三ツ星付近、小三星付近、クリスマスツリー星団、
M41、M47などを見せたりしてました。
なかなか綺麗で楽しめました。
ただバルコニーだと見える範囲が狭いので対象が限定されるのが難点です。

今週末は晴れれば遠征したいです。
  1. 2008/11/26(水) 23:55:50 |
  2. URL |
  3. 秀丸
  4. [ 編集 ]

秀丸さん

秀丸さん

コメントありがとうございます。

> 屋上で星野写真というのは亀田さんらしいですね。

普通、しませんものね(^^)。
出不精と物騒対策、そして階調処理ができる現代ならではの光害下での星空散歩です。

> ふたご座のM35もお勧めです。

これからいろいろ試してみたいと思います。

> 今週末は晴れれば遠征したいです。

久々に貴サイトを拝見しました。
風景画像、スノーケリング、なかなか見られない貴重な画像満載ですね。

  1. 2008/11/27(木) 08:38:24 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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