25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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最後の屋上出撃も...。

2010/01/29、週末のこの日は日中穏やかで1日晴天でした。
夜も満月近くの月がきれいで、家人も珍しく撮影はしないのか、と促してくれました。
火星の黄金位相は当夜は午前2時ごろで、屋上での撮影になりますから、騒音などの問題もあり躊躇していましたが、外装改修工事のことを考えると、もう最後の機会になるのかと思い、家族が寝る0時過ぎにベランダからC8を玄関廊下に移し、屋上にそのまま上がりました。

しかしNexStar架台の構造上、天頂付近には鏡筒が向かないのです。接眼鏡やToUCamIIが架台に当たってしまうからです。それから約2時間、屋上で待機しました。風がそれほど無かったのは幸運でした。まあそれだけに気流安定も望め、成果に期待もしていた訳でした。

       2010_0130b.jpg

先日のダブル出撃では記念撮影できなかったC8ですから、待機中に記念撮影をしました。
階下のロータリーには例の輩がまだその深夜に騒いでいましたが、屋上でストロボを使っても、どこからその光が来たかも分からないと思い、当夜は記念撮影をしました。顔が寒さでこわばって「びっくりザル」(なんじゃそりゃ^^)みたいな顔になってますね。

       2010_0130a.jpg

急に低いところを雲がたなびき始め、嫌な予感がしましたが、それは的中し全天雲ってしまいました。
(空を写した画像はいずれもF31fdでの手持ち撮影です。若干の手ブレはご容赦下さい。)
撮影の機会なく、撤収となりました。

       2010_0130c.jpg 2010_0130d.jpg

屋上からできるだけ音を立てずに慎重に退去し、エレベータにたどり着き、8階の廊下に戻ったとき、空を見ると、その全天を覆った雲は嘘のように掻き消えていました。

       2010_0130e.jpg

でも再度屋上へ設営に向かう気持ちは起こりませんでした。それは近所迷惑だからということばかりではありませんでした。その状況を悔しいとかすら感じない自分に気づいたのでした。

その時、本当にこの趣味に一旦の区切りがついていて、もう未練も無いのだな、という自分の内心を確認できた思いがしました。

当夜、屋上に出撃していなかったら、最後の機会を安易に流したことを、きっといつかどこかで後悔したでしょう。でも一応トライはしましたし、C8との最後の記念撮影ができたし、地味ながらまあそれで締めくくりも良いか、と思いました。

残されたきっと長くない時間、もっと他にやらねばならないことがある、と言うことです。
その気まぐれな雲に今の気持ちを試されたのか、と思いました。

---

「倒れた時にも 泥にまみれた 両手の指に灯る光が 10の方向に延びてゆくよ
それはまた新たなる道となる 一歩一歩ずつまた探りながら」

何度かHP、ブログで引用していますが、やはり今の、と言いますか、常に、と言いますか、私の心境は自作曲「楽園追放」の末尾に示したイメージの通りです。(下記URLから「楽園追放(ご参考版)」をご一聴下さい。やはりこの曲は多少の歌唱の稚拙はあれど、天から授かった通りの調性で聴かれるべき作品でした。それが10分の大曲が完成そのものの形で一気呵成に自分の頭の中に生まれ落ちた理由でもあったのでしょう。)

http://www.muzie.co.jp/artist/a001386/

製作時には知らなかったことでしたが、それは関西俳壇で名をはせたらしい祖父、亀田小蛄(本名 喜一)が痴呆症状の中、逝く数日前まで追求したイメージに非常に近似していたものでした。

http://sigkam.blog105.fc2.com/blog-date-200909-7.html

新しい世界に既に両足とも突っ込み、1年後の自分がどうあるのか、予想もつきません。
こんな歳になって人生、なかなか上出来かと思えるのは、とても幸せなことです。



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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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