25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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中山寺の紅葉。地上の豊かな色彩を愉しむ。

この週末あたりが紅葉が見ごろだと思いました。
恒例の京都散策もしたいのですが、週末に一旦山の上の自宅に引きこもりますと、交通の便や距離感的な抵抗もあり、なかなか京都までは至れません。去年もそうだったかもしれませんが、とりあえず地元の観光地である中山寺を散策しました。

七五三での混雑を覚悟しましたが、土曜の午前、まだ早い時刻だったせいか、人はまばらで丁度よい感じでした。境内には紅葉はちらほら、奥にある観音公園に向かいました。ここはもう完全に貸切独占状態でした。

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HP本体の「日曜写真家のコーナー」にもContaxTVSの作例で同じ構図が結構ありますが、今回それらを意識して再び撮ってみました。
(日曜写真家のコーナーの画像、小さいですね。1990年台末期、まだWebブラウザの画面サイズがVGAか800×600pixelsが主流だった頃のページ製作でしたから.....。)

ContaxTVSは標準価格17万円もする「高級銀塩コンパクトカメラ」でした。写りや発色にも独特の癖があり、かつてのお気に入りではありましたが、今回使った(というか毎度常用の)Finepix F31fdは、写り、発色、小さな筐体、操作性まで含めて何をとってもそのContaxTVSが持つ特色を凌駕していると感じました。

       2009_1121_101933AA_R.jpg 2009_1121_102034AA_R.jpg

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春先に同じ場所で梅を撮った記事を本ブログに掲載した際、周囲の人から「やっぱりデジ1はいいね。前景ボケとかとっても美しいね。」とコメントを頂きました。有難かったことなのですが、でもそれはデジ1でなくても可能なんですよね。要は撮影の基本が分かっていて、使う機種がそれに相応するかどうかだけです。一眼機構は関係ありません。(これが普段、私が言う「デジカメのあるべき姿に一眼機構は不可欠ではなく、他の本格路線があってもいい筈だ」という主張にもつながります。)

例えば、こんな感じです。絞り開放と近接マクロ、そして背景までの充分な距離の確保、それだけで背景ボケ、前景ボケは表現できます。
勿論、これらは写真の技法として可能というだけで、それを使った写真表現というのは別次元のその先にありますが。

       2009_1121_102608AA_R.jpg 2009_1121_102643AA_R.jpg

広大な空間に対してあまりの独占状態にセルフタイマーで記念撮影を。題名は「観音様との対話」?何を目指しとるんだか.....(^^;)。

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まだこの奥地でも紅葉は少数でした。すり鉢状の観音公園の上に、運動場のような台地があり、その先に小さな山の斜面がありますので、そこに紅葉を求めて上りました。

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ようやく美しい紅葉にたどり着きました。
実は中山寺では、毎回、ここで紅葉画像を得ます。あまり高度が低いところには紅葉スポットはありません。

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ススキも綺麗ですね。日の光を浴びて黄金色に輝いています。

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火星を除き、多くの天体には色彩は乏しいです。地上には沢山の豊富な色彩が溢れかえっています。それらを時々愛でる機会を持つことは、年々大切なことではないかと思うようになりました。

近年建てられた仏塔ですが、色彩が鮮やかです。日本の寺社仏閣は本来はこのような色彩豊富なものだったそうですね。渋い枯れた世界は経年変化が為した状態に過ぎないそうです。横にある黄色が美しい木々の色合いも霞むほどです。

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最後は境内に戻り、きつねそば\500を頂きました。とろろ昆布だけが入っている「おぼろそば」が、あまり他では食べる機会がないお気に入りでしたが、同じ値段だったので、ついそちらを....(^^;)。
自称蕎麦通の私がどうこう言う蕎麦ではありませんが、こういうところで頂く蕎麦はまた格別の味わいです。

       2009_1121_110054AA_R.jpg

流石にもう昼前には人が賑わって、その境内の食堂でも元ヤンキー風の母親が「おら!勝手なことばっかりチャラチャラするからこぼしたやんけっ!」と恐らく3歳も満たない幼子をどなりつけたり阿鼻叫喚です(^^;)。でも元ヤンの母親も七五三、カッとなって怒鳴りつける子の安泰も願うのだ、と思うと、微笑ましいです。きっと仏様はご加護を下さるでしょう。ならば、もう少しは敬虔な私にもぜひご加護をお願いしたいものです(^^;)。

そう思って、遅ればせながらこの後、お賽銭しました。もうこんな年齢ですから、安産を願っても仕方がありません(^^)ので、私につながる全ての人の幸せをお祈りしました。

その後、所用で電車に乗りました。途中で父子が乗ってきて、子が「早くさっきの出して」とせがみます。出てきたのは「将棋入門」でした。
まだ子は小学校低学年に見えました。その本を父子で読みながら「じゃ次はお父さんの番。ここはどう打つ?」とか楽しそうにその子は言ってました。それに逐次応えて一緒に楽しむ父親像がそこにありました。

いつぞや同じ車内の風景で「この子はこの親に折角の知性の芽を摘まれてしまう。」という話を書きましたが、この例はその逆です。こういう親子像が安泰なら、まだこの国も捨てたものではありません。いいものを見せて頂いたという気分がしました。

なんだかほんわか良い1日でした。



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テーマ:紅葉 - ジャンル:写真

  1. 2009/11/22(日) |
  2. 観光
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<火星。雲間からの屋上出撃。 | ホーム | 「RICOH GXR」という名の「革新」。>>

コメント

たぬき

中山寺、私は生まれる前からいっているそうですが、
エレベーターができてからはいっていないと思います。
いつできたんでしたっけ?

境内のうどんは関西なのに「きつねそば」でしたか。
大阪のうどんもだんだんと関東風ネーミングになっているような気がするのですが、
きつねはうどんにきまっとるやろーって、いつまでも「たぬき」を貫いて欲しいものです。

今日は殆ど何もしなかった日でした。
金土と大きな社用行事が終わって安息日でした。
  1. 2009/11/23(月) 01:10:09 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

毎々コメントありがとうございます(^^)/。

> いつできたんでしたっけ?

いつでしょうね。まず下段が随分前(10年くらい前?)にできて、それから上段ができたように思いますが。

> 境内のうどんは関西なのに「きつねそば」でしたか。

そうですね。「きつねうどん」と食券の券売機のボタンが並んでいたせいなのかどうか....。
「たぬき」と書いて、その都度、酔客から「関東では云々、関西では云々」と言われる店員もしんどいのかもしれませんね(^^)。

でもなんだかそこのは「きつねそば」という感じがしました。何がってよく分からないのですけど。
なのでご指摘を受けるまで自分では違和感がなかったです。関東出張などもう久しく行ってませんから、関東文化に感化された訳ではありません。

> 金土と大きな社用行事が終わって安息日でした。

お疲れ様でした。
私も週末はとにかく休養優先です。
といいながら、ウイークデー並みのデスクワークはあれこれある人間ですが。
今も新分野での交渉ごとがうまく行かず、軟着陸を計っていたところでした。
器用貧乏というか自業自得というか....そろそろ寝ます(^^;)。

当面、火星の位相は画像向きではなさそうです。12月に入ればまた好機が近づきますね。


  1. 2009/11/23(月) 02:23:58 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

ツーショット

亀田さん

週末になりました。今週は早いですね。

> まず下段が随分前(10年くらい前?)にできて、それから上段ができたように思いますが。

そうでしたかねえ。

> でもなんだかそこのは「きつねそば」という感じがしました。何がってよく分からないのですけど。

ひょっとして、アゲの色が薄めだったとか、、、色が濃ければ、たぬき?というイメージでしょうか?

> 関東出張などもう久しく行ってませんから、関東文化に感化された訳ではありません。

東京に慣れない時は、注文をどうしたらいいのか暫し考えましたね。

> 当面、火星の位相は画像向きではなさそうです。12月に入ればまた好機が近づきますね。

時間帯が中途半端じゃないので狙い時なのですが、どうも初ショットに意欲がわきません。
加齢現象でしょうか?

今夕は時間的に職場付近から、ISSとシャトルのツーショットを見ることができて
撮影もまあまあできました。
何となく人類最先端の光を見ることができて幸せな感じがしました。
  1. 2009/11/27(金) 23:17:15 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

> 週末になりました。今週は早いですね。

そうですね。でも今年はあれこれ連休などで平日5日たっぷりという週も例年より少ないような気も....。
まあ普通の平日5日フル稼働の週に一層疲労感を感じる副効果もありますね。
などと書くと、ご年配の方に「昔は土曜も働いたもんだ。今も働いている人も居る。」とお叱りを受けそうな....(^^;)。

> そうでしたかねえ。

いえ。最近の私の記憶はあてになりませんので、話半分に聞いておいて下さいね(^^;)。

> ひょっとして、アゲの色が薄めだったとか、、、色が濃ければ、たぬき?というイメージでしょうか?

ああ、そんな区別は全く考えたこともありませんでしたが、おっしゃる通りみたいですねえ。
肉厚が薄くて面積が広い、色も薄めのアゲがのってました。そのせいでしょうかね。

> 東京に慣れない時は、注文をどうしたらいいのか暫し考えましたね。

カップうどん/そばで予習してから、蕎麦屋に....なんてことはしませんでしたけど(^^)。
でもホームグラウンド以外の土地で旨い物を頼むときには、ウインドウや写真付メニューで確認してから、というのは、我々にとっては東京も他の地域も何ら変わらないと思っておくのが良さそうです。

> 加齢現象でしょうか?

私ほど火星人じゃあないのでしょうかね。
私は火星以外はあんまり興味がない人間なので、何でも見事に撮影されるKENさんと火星に対する反応が違うのかもしれません。
が、そんな私も今はまだ待機です。今回の接近では視直径がそれほど大きくならないので、模様が写真映えする位相を中心に頑張ってみたいと考えています。

> 何となく人類最先端の光を見ることができて幸せな感じがしました。

ああそうだったんですね。私はまだ肉眼で見たことがありません。
ほんと、火星にだけ(まあ月もですが)執着する人間です。内心、旅行先みたいに捉えているのかもしれませんね。
しっかり足で踏みしめる大地がある遠い世界の魅力といいますか、そんな感じなのかもしれません。


  1. 2009/11/28(土) 01:03:56 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

火星人

亀田さん

> ご年配の方に「昔は土曜も働いたもんだ。今も働いている人も居る。」とお叱りを受けそうな....(^^;)。

当方は入社当時、隔週土曜休みでした。
本制度の導入は結構早かったらしいですが、完全週休2日制導入はかなり遅れていたようです。

> いえ。最近の私の記憶はあてになりませんので、話半分に聞いておいて下さいね(^^;)。

家内の話によると当方もエレベータに乗ったそうです。私も記憶も???です。

> 私ほど火星人じゃあないのでしょうかね。

なるほどそういうことでしたか。
うすうす感じてはいましたが、やっぱり亀田さんの家系は火星ご出身でしたか。
帰巣本能かもしれませんねえ。

> 旅行先みたいに捉えているのかもしれませんね。

飛行機より高速で少し高いところを飛んでいるだけですけどね。^0^
眺めているだけで良いです。
狭い空間で不自由な生活をして一歩外へ出れば死の世界というのはストレスが溜まりそうです。
エンタープライズ1701なら乗船してもいいですけど。

夕飯(るみばあちゃんの讃岐うどん)後に、45EDIIにテレコンを使わず直焦点で月を撮影しました。
当然のことながら像は小さいです。
像は多少劣化しても拡大して、ある程度の像の大きさにする方が有利ですね。

今も火星が見えていますが今は見栄えがしない面とのことでパスです。
  1. 2009/11/29(日) 03:02:14 |
  2. URL |
  3. KEN
  4. [ 編集 ]

KENさん

KENさん

> 家内の話によると当方もエレベータに乗ったそうです。私も記憶も???です。

あっはっは(^^)。

> うすうす感じてはいましたが、やっぱり亀田さんの家系は火星ご出身でしたか。

こういう執着があるのは私だけですから、きっと私は拾われたのではないでしょうかね(^^)。
光る竹の中から....ってかぐや姫のように美女だったらよかった。

> 狭い空間で不自由な生活をして一歩外へ出れば死の世界というのはストレスが溜まりそうです。

私はどちらか言うと、コクーン(繭)に包まっている環境は好きです。
(でないと、この書庫+機材置き場のような6畳間にロフトベッドまで使って空間確保している自室で息が詰まらない筈がないです。^^;)

> 夕飯(るみばあちゃんの讃岐うどん)後に、

http://www.sanuki-ikegami.co.jp/

これですね。ほう。いかがでした?
ああ貴サイトに画像とご感想、載ってました。いい感じみたいですね。

って、月画像の話より先に反応して恐縮です。

画像も拝見しました。

> 像は多少劣化しても拡大して、ある程度の像の大きさにする方が有利ですね。

まあデジカメでも光学ズームを上げると見えなかった細部が見えて来る、ということもあって、解像感を活かすには、最適な光学的な引き伸ばしは必要だということなんでしょう。でも像の小ささは仕上がりからはわからないですね。解像感が充分あるからなんでしょうね。
他の方が投稿されているアクロでの月面全景もなかなか美しい仕上がりでした。45EDIIとの差を鑑賞側としては感じません。

火星など輝度が高く、超高倍率になれば差は出るのかもしれませんが、長焦点での収差を抑えたアクロ普及機がもっと入門者のために出回ってもいいのになあと思います。F=16くらいになれば、それほど色収差も感じなくなる筈だというのが、昔使っていた時の印象です。

> 今も火星が見えていますが今は見栄えがしない面とのことでパスです。

これは要らないことを私も書いたものでした。
鑑賞の機会を失ってしまいました(^^;)。
次週末からあたりからは、好機ですよ。
夜半あたりの撮影時刻で、太陽湖付近から黄金位相に至るまで、連日、写り映えする模様の連続になります。
私は平日夜の活動はなかなかできませんが、できるだけの機会を持ちたいものです。


  1. 2009/11/29(日) 11:28:21 |
  2. URL |
  3. 亀田 滋
  4. [ 編集 ]

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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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