25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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(本記事は限定公開記事にしていましたが、職務環境も変わり、2011/05/25付で一般公開に切り換えました。)

以前、予告編だけ限定公開記事にしておりました、交流させて貰っている友人の1人が自らのルーツを尋ねての旅に同行した顛末です。
父上が或る事情で、ご実家から勘当されたために、父上の生家を知らないとの事情でした。私自身が最近、何かにつけて墓参りをして先祖に思いを問うようになったのと同じなんでしょうか、男はある年齢になると、そういうことにしっかりと見極めをしたくなるものです。
父上がご健在のうちに、ご実家を見る機会はあったそうですが、間の悪いことに幼少時の彼が熱を出してしまい、その機会が流れたまま、父上はお亡くなりになったとのことです。
私など大阪生まれ大阪育ちで、ルーツ探しも何もあったものではありませんので、その「ルーツが不明のままの空虚感」というものを頭で想像しても、きっと彼が年々強く感じて来たという「宙ぶらりん感」を実感することはないのでしょう。
なので同行には興味を持ちました。実は記事にはしていませんが、今までいろいろ彼にはお世話頂いて、今の私の安定した毎日がある、という事情もあって尚更のことでした。そのことで彼もルーツ探訪の決心がついたようです。そういう決断プロセスの流れに関与できることは私にとっても光栄なことです。

事前に市役所などに照会することで、当日の探訪にある程度の「アタリ」をつけておくことも可能で、もう1人の同行メンバと一緒にそれを事前に勧めてはみたのですが、当人にしか分からない不安からでしょう、現場に行ってから全てを踏み出したいとのことで、当日の成り行きに任せることにしました。
同行は2人、全部で3人の道中です。まあ本来、奥様やご家族が同行するところでしょうが、この国の家族のありようというのは、海外の家族像では考えられないような、どこでも似た奇妙な事情があって、家族に共感を得るよりは、周囲の人間に相談したほうが容易である、ということが多々あるのですね。

場所は九州、大分です。
飛行機移動の後、福岡をレンタカーで出発し、初日の夕方、現地付近を訪れました。
市役所に先に行くか、目星をつけた附近に直接行くか、成り行き判断だったのですが、やはりこういうことには「ご縁」とか「お引き合わせ」のようなものがあるのです。
「仕事よりよっぽど緊張する~」と言いつつ、目星をつけた附近で「近所にこれこれの事情の○○という家は知りませんか」というアプローチを彼は始めたのですが、もうその相手が遠縁の親戚だったそうで、その後はトントン拍子に生家も分かりました。また同じ人からの情報で、親戚の相互連絡もとれないために、一族の遺骨などは近くの寺院で手厚く扱われているとの事情も分かり、その寺院までの案内も受けて、彼の目的はあっさり完遂したようでした。もうこれで長年彼が感じていた「宙ぶらりん感」は解決したのでしょう。
きっと幼少時に熱が出て機会を逸したのも、「今はその時期ではない」とのことだったのでしょう。強行すれば何か災厄が起こったかもしれません。今はもう充分に機が熟して「その時期である」というご先祖の歓待がきっとあったのだ、とその場で私などは思いました。

良い体験にふさわしい美しい夕暮れでした。なかなかこんな旅は味わえるものではありません。貴重な体験でした。

後はその夜から2泊3日、大分→佐世保→長崎を車でリフレッシュの旅です。
美しい風景、旨いものを堪能できた旅となりました。

画像は順に上段が初日の深耶馬溪(しんやばけい)、翌朝快晴の別府湾の夜明け、別府温泉地獄巡りでの「血の池地獄」、世界的にも貴重な短周期間欠泉の「龍巻地獄」です。

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中段が、地獄巡りの途中で一息、蓮の花二景、「鬼石坊主地獄」、その後立ち寄った由布岳です。

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下段は、高さ長さとも日本一の吊り橋、九重大吊橋、大観峰展望所からの阿蘇、最後の夕飯で佐賀牛、と行きたいところですが「佐賀産の和牛」(両者はランクが全く違うのだそうですが後者で充分美味でした)を中心としたコース、追加の鮑です。

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そうそう。追加です。長崎ではオランダ坂やグラバー園など名所・旧跡を見ましたが、途中の「日本ボウリング発祥の地」の碑が意外でした。長崎が日本での発祥なんですね。他にも沢山の観光地を回りましたが、画像が多すぎて掲載できません。

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今回はルーツ探訪の一部始終の動画も、遠景からマクロ撮影の静止画も、全てF31fd、1台だけでしたが、ほぼ満足の活躍をしてくれました。

車での旅は運転者の苦労を別として、バスツアーのような時間的な窮屈さや余計な土産屋への立ち寄りなどがなくて気楽でいいものですね。(私は後部座席での居眠り専門で運転の苦労は皆無でした。)
レンタカーはトヨタの旧式プリウスでしたが、全行程700kmの旅で、実燃費22km/Lを実現しました。机上値ではなく、現実に凄い数字ですね。
エコカーはリソースの節約だけを主眼にしているのかと思っていましたが、高速道路での急加速などではエンジン+電動モータが両方加速に使われ、まるで大排気量車のような押し出しもありました。この車の試乗会と考えると非常に有効な機会でした。「いつかはクラウン」という昔の宣伝コピーではなく、や「いつかはプリウス」と言った感じです。まあ懐事情も勿論あるのですが、今は予約しても納車が1年後という事情も踏まえての認識です。

最後の夜は、関西で言えば昔の雄琴温泉のような、「男の遊興」に行く場所で有名な「嬉野温泉」でした。旅の手配を彼ともう1人の同行メンバがしたときには「ははー。嬉野ですかー...。」という反応が旅行業者担当からあったとか無かったとか(顧客の趣味など放っといてくれって話ですけどね)。
でも結局、我々カタブツ3人組は、運転の疲れで早々に寝る者アリ、「アルコールが少しでも入るとダメなんだー」と敵前逃亡宣言をする者アリで、結局大人しく「紳士の一夜」となりました。
宿では「"シャンプーのお風呂"、要りますでしょ?うちが紹介しましたら割引もありますよ?」と、「男なら行くのが当然のように」何度もお勧めを受けました。「遅くなっても現地に車で送迎しますからフロントにコール下さいね」と、極めて普通の仲居さんに繰り返し言われましたが、結局、何もなしです。
早寝した者も、そのまま私と飲み食いを続けた者も、西向き窓に月が回ってくる夜半過ぎには再集結して、うだうだ取り留めのない話と旨い酒を堪能しました。

今回のメンバにはきっとサプライズにもなりませんでしたが、小さい仕事用カバンに着替えを詰めて行った隙間に、実はミニボーグ45EDと小さい三脚を持っていきました。
最初の夜は東向きの窓でしたが夜には曇(またですかって話ですが)....最後の夜遅くに西向き窓に満月近い月と木星が雲間ながらに回ってきたときには、ようやくそれらの機材が日の目を見て、月と木星の衛星を披露しました。

男のメッカ「嬉野温泉」で何をヲタク引きこもりをやっとるか....って感じですが、まあそれもお互い必要充分に楽しかったということなんでしょう。でも次の日、朝食時にお部屋担当の仲居さんがわざわざ「おはようございます~」と挨拶に来られました。
よほど珍しい変わり者に思われたのかもしれませんね。旅館の仲居さんがどう思おうが知ったことではないです(^^)。

       200909tabi15.jpg 200909tabi16b.jpg

観望風景の画像は当日残さなかったので、これらは帰宅後、撮りました。当日、その場で見えている月を手持ちコリメート法で撮影したなら、その手軽さと結果に意外な驚きがあったでしょうが、観望風景の撮影も忘れていたほどですから、かなり酔っていたのでしょう。全くその場ではそのことに気づきもしませんでした。
重量と体積軽減優先のため、三脚は非常に安価な伸縮三脚にしましたが、いつも使っている本格雲台を併用することで、充分75倍程度の観望には耐えました。以後の小旅行での気軽な観望に期待する時には、この構成はいいなあ、と思いました。


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テーマ:九州の旅 - ジャンル:旅行

  1. 2009/09/09(水) |
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亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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