25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

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ミニボーグ45EDでの月面画像です。

公開までにお時間を頂戴しましたが、先週末のミニボーグ45EDでの月面画像です。

       20081018ミニボーグ45ED月面画像1

       20081018ミニボーグ45ED月面画像2

       20081018ミニボーグ45ED月面画像3

       20081018ミニボーグ45ED月面画像4

       20081018ミニボーグ45ED月面画像5

       20081018ミニボーグ45ED月面画像6

先日、ご常連様、KENさんのコメントやサイトでの画像公開でも、200mm口径フルを使っての月面画像に比べて、口径絞りを使って斜鏡による光路回折を排除した52mm口径相当の画像に遜色がない、という話がありましたが、同様の結果を得ました。
まあ流石に超高精度アポクロマートであっても、わずか口径45mmですから、銀次250mm口径フルサイズと比べて、拡大画像には、ゆとりのようなものの差はあります。ですが、全景画像は口径の数値差に比べて、ミニボーグ45EDのあまりの善戦には改めて驚いてしまいますね。

       ミニボーグ45ED資料画像2

ミニボーグ45EDは屈折式なので、斜鏡、副鏡による部分遮蔽での解像度低下問題は皆無です。
「反射式は安価で高性能大口径を得られるが、屈折式のほうが扱いは容易」と昔から言われることですが、まさにその典型の話となりました。
反射式はいろいろな工夫、使いこなしができて初めて、高性能大口径を安価に得られるメリットも生きる、と解釈するべきなんでしょう。
今更ながらにそんなことを思いました。
価格で比較すると、銀次一式はミニボーグ45ED(架台なし)のたかだか2倍程度なんですよね。決して銀次が低性能なのではないことは、過去の「銀次の部屋」の多数の天体画像で証明済みですが、価格を考えるとミニボーグ45EDの善戦は当たり前とまでは言わないものの、納得できる結果とも言えますね。どちらも価格相応の住み分けがはっきりできている良心的な製品であるからこそ、比較も納得の結果となる訳です。

屈折式の口径何mmが反射式の口径何mmに相当するのか、屈折式は結構一般的に善戦するのではないか、という疑問・期待も出てくるかもしれませんが、これは過去の「掲示板のコーナー I」時代の話題で結論が出ています。
結論は対象によって異なる、というものでした。月面全景のような斜鏡、副鏡の部分遮蔽での解像度低下が顕著な大面積の対象の場合は小口径屈折も善戦しますが、集光力が大きいほど結果が良好になるもの、具体的には星雲星団観望での分解能、惑星撮影での光量確保と分解能などは、同じ精度なら口径が大きいほうが有利である、ということです。

ただし惑星撮像は上空気流の影響を受けやすい口径クラス(20cmから40cm未満)というのがあり、それはまた別途の論議がありましたね。気流による位相の乱れの一波長より大きい口径では、その位相差を口径両端で包含でき、上空気流の影響を存外受けにくいということ、および小口径では解像度限界の外に、ある程度気流の影響を逃がしてやれる(集光力・分解能に応じて強拡大しないことのメリット)ことで、シャープな画像を得られ易い(のかも?)という話を過去にしたように思いました。


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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/10/25(土) |
  2. 天文・天体画像
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  4. | コメント:2
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プロフィール

亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

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