25cm口径反射望遠鏡「銀次の部屋」IV 兼 亀田 滋のHP:掲示板のコーナー3

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) |
  2. スポンサー広告

Finepix F31fdをもう1台買いました。

一時期のFinepix F31fdの異常なほどのブーム、販売終了後の中古価格の高騰などを、価格.comなどへの記事投稿、「銀次の部屋50」他での実写レポートなどで、私自身がその流れを大いに後押ししてしまった感がありました。勿論、個人的にはその動きから何の恩恵も得ず、むしろその価格高騰で現行機の有事代替機の調達もできないデメリット状態になってしまっていました。
きっとお商売上手の方でしたら、ブーム形成を後押しするのと同時に価格高騰前の新古品などを仕入れておいて大儲けされたでしょうね。

最近は、ようやく中古市場にも再度この機種が出回ってきて、価格も落ち着いてきました。
そのようなお商売上手な方に煽られて買ったものの、機材の良さを引き出せなかった方がまた手放した、というようなことも多くあるのでしょう。yahooオークションで即決価格の設定のあるものを待っていましたが、とても美品のものとご縁があり、入手しました。

       2010_0102a.jpg

16000円ほどでした。本来の妥当な価格ですが、付属品も完備、かつ本体にも汚れや傷など無く、非常に良いものでしたから、これは私のような人間には非常にお値打ち品です。

これで今、惑星撮影から常備携行機としてスナップ、ポートレートまで、とにかくマルチユースで使っている現行機に万一落下破損などの事故が起こっても、代替機が確保できましたので安心です。
先日のSANYOやJVCの最新機種と比べた記事(ムービー主体機種なので完全な比較にはなりませんが)や、秋の紅葉の記事などを通して思うに、やっぱりF31fdに代わる機種は当面無いのだろう、というのが結論です。

画像処理については、もう書き足すことがないほど、過去に記事にして来ましたが、改めてこのカメラはレンズも非常に良い印象です。
VGAムービー撮影の際は、撮影開始時点の被写体の距離でフォーカスがロックされますが、そのことで、背景のボケ具合などが被写体の動きに影響して変化したりせず、被写体がレンズに対してそれほど前後に動かないシーンでは、「動くポートレート」のように、実に美しいのです。静止画に切り出しても、その美しさは充分味わえます。(ポートレート画像は個人情報次元のものでもあり、公開は致しませんがご容赦下さい。)

極小サイズの筐体に、必要な露出制御や機能は全て実装されています。
こんなカメラ、かつて無かったし、これからも無いでしょう。

今後も様々な気になる銘機候補は出てくるでしょう。でもまずはF31fdの予備機を確保しなければ、話は始まらないと思って、今回ようやく落ち着きました。

※本ブログのアクセスが25000を超えました。FC2のカウンタ特性の選択にあまり自由度がなく、重複カウントの設定が有効のため、実数は過去の「掲示板1、2」時代やホームページの旧URL時代よりは落ちているかとは思いますが、相変わらずのご愛顧、感謝致します。



スポンサーサイト

テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

  1. 2010/01/02(土) |
  2. 技術情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「RICOH GXR」という名の「革新」。

リコーからまた革新的なデジカメが出ましたね。「GXR」です。
名機ぞろいとの評判の既存「GX」「CX」「GR Digital」シリーズとは併売する方向だそうです。

http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091110_327768.html

価格はメーカサイトでは「オープン価格」ですので、量販店サイトで検索するほうが参考になるでしょう。(当初、ビックカメラの記事URLを掲載していましたが「接続タイムアウトでサイトのフロントページに戻る」などと、ユーザの利便性無視な煩わしいことを言われたので削除しました。他の量販店や価格.comで検索参照ください。)

驚きはレンズ+撮像素子が一体化しているというところです。レンズに最適な撮像素子の組合せ、レンズ交換時の混入ダスト問題、全体の体積をデジ1より小さくする、レンズ交換の迅速化などを目指すという利点はメーカ主張の通りでしょうが、何より一眼レフ機構製造ラインを現在持たないリコーの逆転の発想です。

(上記「デジカメWatch」記事にはきっとメーカの言い分のまま、「GXR」の語源として「GR」と昔の銀塩一眼「XR」を挙げられていますが、ちょっと無理がありますかね....。「XR」は当時名機でも何でもなかったですから(^^;)。でも昔はリコーも一眼機構の製造ラインを持っていた老舗のカメラメーカなのだ、ということを改めて思い出させてはくれますね。)

ソニーが解体コニカミノルタの技術を買い取って製造ラインを手中にした、とか、パナソニックがデジ1機構を持たないのに「デジ1」と名乗ったり、似非本格志向のデジ1傾倒ユーザへの媚び路線の逆を行く動きと言えますが、私などもう何年も昔から「デジカメはそちらに行くべき」と言って来た事です。

驚くのはAPS-CサイズのCMOSを搭載したレンズ+撮像素子ユニットがシリーズにあるということです。ボデイと別売なので、トータルコストは、同様コンセプトで先行製品のSIGMA DPや並のデジ1より高価になりますが、「GR DIGITAL」のように「似非ライカ的いじくり悦楽」を撮影以上に執着するリコーの年配ファンには、「持つことがステータス」(折角の高機能なのに失笑ですが)となるでしょうね。

こうなると、別売にしたボデイ部の操作感が重要になってきますね。
ユニットに分けずそれぞれ別のカメラにして貰ってよかった、程度のボデイでは全体の存在意義までなくなります。シャッターの反応、測定系、露出制御設定、モニタの反応などが、安価なデジ1クラスの価格相応のものになっている必要があります。(SIGMA DPはこの点が全然ダメでした。)

ただやはりこういうものにはやはりワクワクさせられます。これを持つと自分の見る世界、表現できる世界が変わるのではないか、と妄想できる力を感じます。最近の機材にそれを感じることは少なくなりました。
幼少時に買って貰った天体望遠鏡の初号機からずっと、中古の一眼レフ、自分でキットで作った電子楽器、大人になってから自分で買ったシンセサイザ群や録音機材群、そして銀次など再び天体望遠鏡や、それぞれ究極と思った銀塩一眼やデジカメなど、全てが「それを持つ自分が何を新たにできるだろう」「自分の中のポテンシャルをこの機材がどう引き出してくれるだろう」という期待で買ったのでした。
そしてそれぞれの機材はその期待に充分応えてくれました。
私がデジ1や最近のデジカメにあまり惹かれないのも、そのような「未体験のポテンシャル」を感じないからだったのでしょう。
(直近に報告した2台のHDTVムービーカメラは残念ながらこちらの範疇に入りそうです。)

この機材にはその種の魅惑がありますね。オリンパスのデジタル版ペンFにもありました。それが出てから急に出てきた「世界最小ムービー一眼」とのパナソニック(急に似非デジ1形状を廃した機種)には、それは感じられません。
横並びとか同じ路線の数値勝負でオリジナルを喰っちゃおう、なんてモノ作りには、全くワクワクしません。「分離型でなく別々のデジカメでもいいのじゃないか」と思われそうな不器用な行き方で、とにかくオリジナルな使い勝手を提案するリコーやフジフィルム(立体カメラは大ハズレになったみたいですが姿勢を買います)、そして「温故知新」という概念に新たな解釈を上記の例で示唆したオリンパスのようなメーカの目線の高さを、従来と変わらず私は評価したいと考えます。

大発明でなくてよいのです。「コロンブスの卵」的発想転換の感動、それがあれば充分エポックメイキングなものとして、使う側に新たな世界を提供できます。これは機材開発だけでなく、音楽、文学、絵画など創作でも全く同じことが言えるのでしょうね。こう突き詰めていくと、ハードウエアの開発1つとっても、どこまで「この機材が新たに文化を創出できるか」レベルの気概を見せているメーカに、強い魅力があるのだ、と言い切ることができそうです。


テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

  1. 2009/11/15(日) |
  2. 技術情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

2つのHDTV対応カメラを(非常にがっかり編)。

続きです。

まあこれからも楽しい良い思い出は沢山あるだろう、と思い、気を取り直して、機材評価と操作に慣れなじむことを始めました。
同時期(今も未完了ですが)銀次+ポンセマウントでの惑星撮影の実用性評価も進行中で、その他にもいろいろとやることがあり、なかなか時間をとる機会がなかったのですが、ようやくこの日、その機会を得ました。

まずは開梱です。

       DSCF0003_R.jpg

画面左、VICTOR JVC GC-FM1は箱サイズから小さいです。何だかそれが「未来チック」です。
画面右、SANYO Xacty DMX-CA9が依然そうですが、ソフトウエアがCD-ROMで提供される形態であり限り、デジカメの外箱の大きさはそれに制約を受けて小さくできません。8cmCD-ROMを使う試みも一時期ありましたが、8cm媒体をうまく動かせないPC用縦型ドライブCD-ROMデッキの存在など問題はありました。8cm用変換アダプタを同梱するくらいなら、標準サイズのCD-ROMでも外箱サイズは変わりませんからね。

GC-FM1は本体内蔵のメモリにソフトウエアを入れて、その問題を解決したようです。こういう工夫には感心させられます。
マニュアルさえ本体に入っていて、デジカメや携帯電話にお決まりの、あの「電話帳の縮小版」みたいな縦横厚さの太い紙マニュアルもありません。まあ逆にPCがないとマニュアルさえ見れませんが...。簡易マニュアルは紙でついてきます。常用は確かにこれで充分です。

       DSCF0011_R.jpg

充電がPCからのUSB給電が標準となっていて(ACアダプタは別売)、最初に充電した時に全く反応が見られないと困惑していたら、最初のUSB接続で強制的にPCにソフトウエアのインストールが為される仕組みになっていました。これは確認画面などで一旦ワンクッションを置くべきでしょうね。メカに弱いご高齢の方の利便性を優先させたということかもしれません。

なので、トータルで言えば、折角のこの工夫にも配慮不足の印象があります。というか製品仕様の企画を考える部署に比べて、実際のインストーラ環境を作る部署の志が低いという印象です。もっと言ってしまえば後者に「いろいろなユーザが使う上で困惑しないように設計する」観点が足らない印象があります。「最初につないだ時、PCのHDDがカタカタ言ってるのを聞けば何かやってるって分かるでしょ。」みたいな感じかもしれません。素人はそれで「故障では?」と最初だからこそ不安に思うものです。
パッケージングを含めた「未来チック」ぶりに評価点を高くしようと考えた分、逆に辛口の印象も呼んでしまいました。残念です。

各モデルの前面、後面の印象はこんな感じです。

       DSCF0006_R.jpg DSCF0009_R.jpg

DMX-CA9はかつてのDMX-C4とデザインの大きなところは変わりません。動画撮影中の静止画撮影も可能です。
GC-FM1はデジカメというよりビデオカメラの亜種と見るべきで、1機能に1ボタンをアサインし、電子機器の強みである、メニューにより多機能を選択するという考えを捨てているようです。
こういったノーメニュー方式というものは、一見時代逆行に見えて、実は操作性向上、ひいてはこれからの広い世代への普及などに一石を投じるものだと感心しました。

勿論、その低選択性の機能で、多くのシーンをフルカバーできる性能が伴っていることが重要であることは言うまでもありませんが....。

晴れた夕景とベランダの小さい花を対称にピント性能、画質などをテストしました。
また、本来の導入目的である、大画面液晶TVに映した時の動画の画質も見てみました。

これが予想外に酷い......。というか、動画の画質が酷いことは正直予想しませんでした。
動画に関してはFinepix F31fdのAVIデータもDMX-C4のMP4データもPCでVGA再生している分には、かなり満足できる画質がありました。
大画面液晶(といっても32型程度ですけど)に表示させたときに、写っている対象の周囲にモアレ(いわゆるmpegノイズ)が出るなどアラが隠せない、という程度でした。

ところが今回の2機種はPCのVGA再生環境でも、F31fdやDMX-C4の画質に圧倒的に負けます。しかもデータが非常に重くなり、普段使っていたQuick Time PlayerやGOM Playerなどでは全く実用になりませ ん。それぞれの機種にバンドルされていたソフトウエアで何とかカクカクの動画が見れますが、そのようなPC側性能にも起因する問題だけではなく、その1コマあたりの画質はお世辞にも良いとは言えませんでした。
液晶TVに映した時にも、DMX-C4やF31fdがVGAサイズであるために画質にアラが見えると思っていた、そのアラが全くGC-FM1やDMX-CA9の動画でもそのままで、画像の横幅が大きくなった分、余計に画質の不満足でイライラさせられる結果となりました。

特にカメラを動かして写野がパンした時に画面の上と下の同期がとれず、画面がガタガタと揺れ、スムーズなパンにならないのが酷いです。
電子式手ブレ補正の誤動作などで見られる現象に似ています。しかしパン撮影した速度は極めて遅いので、これは非常に問題です。しかもGC-FM1のほうは手ブレ補正の解除ができませんので、これでは実用品とは言えません。

よくTVでの画像投稿などで見るあの良好なHDTV画質は何で得られたものなのか....。というかGC-FM1に入札エントリする前にヨーロッパで先行販売された同機種のユーザ動画像をPCで見て、そのような問題もなく、暗部でも低ノイズ良好な階調に安心して購入を決めたのでしたが....。

昔のDMX-C4は晴天の風景などはかなりの緻密な静止画を得ることができ、F31fdを入手するまでは「晴天の屋外では静止画も動画も一台で満足できる機種」という認識がありましたから、DMX-CA9にも大いに期待したのでした。しかし静止画もDMX-C4のほうが良印象です。詳細は後ほど...。

先にも外観のところで触れましたが、GC-FM1は他のデジカメとは違って「ビデオカメラに静止画機能がついている」バランスの設計のようです。露出制御もISO感度調整も一切なく、マクロ設定などもありません。
ピント性能が良くてマクロ設定なしに近接部も設定なしに合焦するなら、それはそれでいいのですが、そうではありませんでした。

静止画の評価はこのブログでもできますね。

まずはDMX-CA9について、です。まだ遠景などは「他に持ち合わせがない場合の緊急用」としては使えますが、DMX-C4のように「意外に善戦」の印象は皆無です。今回、DMX-C4の同環境での比較撮影はしませんでした。また別の機会に。撮影時にはまさかこんな顛末になろうとは思っていなかったものですから....。

まずは遠景です。他機種の例とアングル、ズームサイズが違い比較が難しいですが見た目のコントラストの再現に乏しい印象です。

       SANY0007_R.jpg

近接はダメですね。マクロ設定はありますが、対象が小さいとピントが合焦マークが出ても、対象の後方にピントが引っ張られて全く合いません。いまどきこんなマクロ性能のデジカメが存在するとは....。2002年製のE5000が時々そういう失敗をしてました。

       SANY0005_R.jpg SANY0010_R.jpg

価格.comのクチ込み投稿でも「DMX-CA9の画質はどこか白くネムい感じがして緊急用として割り切るしかない」という記事がありましたが、その割り切りも私には難しいと思います。この日、夕景はかなりのハイコントラストでした。その再現が全く感じられません。

まさかここまで酷いとは思いませんでしたので、クチ込み記事を見たときには「デジ1などの画質を基準にこんなオールインワン機種を評価したらいかんよ」とか思っていたのです。しかしその記事はまだ甘口だったように思います。特に室内など暗いシーンでのノイズの消し方が過剰で対象の輪郭まで甘くなってしまいます。

       PIC_0016_R.jpg

またDMX-CA9は静止画のシャッターボタンの出来が非常に悪く、押し込んでも反応しないことが多々あります。表面にあるボタンと内部のスイッチ類のつながり具合がお粗末なようです。
そのシャッター押し込みのストロークも長く、ボディ内部の深さにまで指を押し込む必要があり、押す方向も水平前向きなので、ボディを握る握力の変化は不可避で余計な手ブレも発生します。明るいシーンではまだしも、暗い室内では実用にならないでしょう。DMX-C4もシャッターボタンはフニャフニャしていましたが、ストロークは浅く、確実に押せました。
2秒セルフタイマーの併用も考えましたが、電源オフで設定が保持できず、常用メニューボタンにアサインするには、その数(2つ)も不足しています。任意の機能をアサインできる常用メニューボタンは私の場合、優先順は「ISO感度」「ストロボモード」「露出制御変更」で既に足りません。
電子手ブレ補正もCCDシフト式や光学式よりは性能が充分でないことは承知しながらも、以前は「無いよりは実用的」と考えていましたが、この手ブレ問題を解決するほどの性能もありません。画像細部は上記画像の通り、ブレによる劣化だらけです。では何のための補正機能なのでしょうか。

こんなお粗末、いまどきアリでしょうか....。

次にGC-FM1ですが、もうこの静止画画質は論外です。緊急用にもなりません。データサイズは最大設定で800万画素ありますが、恐らく200万画素のデジカメに負けるでしょう。遠景は撮影時に手前が翳ってしまい、これもあまり明解な比較ができませんが、輝度差に弱い特質が出ています。

       PIC_0018_R.jpg

マクロ設定もできませんが、近接までの合焦性能は実はある....なんて期待は全く裏切られました。

       PIC_0021_R.jpg PIC_0020_R.jpg

明るいシーンでの画質はデジカメ第1号のCASIO QV-1(10でしたっけ?)の80万画素データで見た画像や、VGAサイズのDVビデオの画面キャプチャで見る「いかにもビデオ素子からの切り取り」の感じの匂いを久々に思い出しました。

暗いところで強い筈のビデオ系素子への期待がありましたが、ISO設定もできないのに、その最適化は全く為されていないかのように、暗いシーンではノイズ百出です。

       PIC_0016_R.jpg

シャッターボタンが満足に押せないなどのお粗末はこちらには無いですが、画質があんまりです。
銀色のテープの階調再現の酷さがこの縮小画像でも明瞭に分かってしまいます。
シャッター優先露出などの制御ができないため、やはりこちらも手ブレで細部が潰れていますね。電子式手ブレ補正は常時オン固定の筈ですが...。

「銀塩写真の全てのコマを全紙拡大しないように、ピクセル等倍レベルで画像を評価するのは酷」という主張もありましょうが、現代のデジカメはピクセル等倍で見ても、画素1つ1つの粒子が見えるレベルでも、光学性能面での劣化がなく、更にそれを通常は縮小表示するので非常に緻密なニュアンスの再現ができていて当たり前の時代です。画素数で光学性能をごまかす時代ではありません。

ちなみにF31fdでの同様の作例です。
次元が違います。10年は時代が違うと言えるほどの差があります。
合焦ポイントでの芯と柔らかさの同居、後ろボケの美しさ、ベランダでの単なる近接画像に、こぼれんばかりの美しさを感じます。遠景はこのサイズの縮小画像ではあまり大差はないかもしれませんが....。暗所(ちなみにこの例はISO800画像です)での階調と超低ノイズは圧倒的です。

       DSCF0015_R.jpg DSCF0014_R.jpg

       DSCF0012_R.jpg DSCF0017_R.jpg

常時携行機種には、このレベルの性能が必要です。でないと「本格機種を担いで来なかったので惜しいことをした」と後悔することが私には多々あるのです。

大画面TVに映した時の動画の画質がよければ、静止画が悪くても実用的には使えるフィールドがあると思います。
が、新しい両機は何にも使えません。盗撮趣味でもあればGC-FM1はノーメニュー式の操作性とその超小型サイズで抜群の用途がありそうですが、私は残念ながらそんな趣味で今のささやかなキャリアでも飛ばしたくはありません。ノーメニュー方式が裏目に出て、設定項目が非常に少なく、画質カスタマイズもできず、もう本当に困ってしまいました。

DMX-CA9にはレンズキャップもありません。付属ソフトケースは布で全体を巻く構造になっていて、衝撃吸収はできても、埃からのレンズ保護にはなりません。そんなこともあり、勿論、水辺で防水性能が活躍する機会もなく、防水性能のために膨れ上がった体積感と重量、そしてそのシャッターボタンの問題に普段からカバンに入れておく気にもなれません。
GC-FM1はカバンの中でまぎれてしまわないよう、携帯用ケースに入れて常時携行していますが、全く出番がありません。

落下事故などに至る前に早く殿堂入りして、性能を温存させたいF31fdですが、当面、常用機種からの離脱の機会はなさそうです。


テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

  1. 2009/10/31(土) |
  2. 技術情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

2つのHDTV対応カメラを(導入経緯編)。

9月の終わりのいつ頃だったか、週末に新聞を読んでましたら、小さい「話題の新製品欄」に小さいビデオカメラがビクターから出る記事が写真付でありました。
「JVC GC-FM1」....携帯電話の中でも一番小さいサイズくらいの極小極薄で、ハイビジョン(HDTV)動画撮影可能なビデオカメラでした。

       GCFM1a.jpg

よく記事を見るとモニタキャンペーンで入札があり、安価でその機種を入手できるとあって、早速、キャンペーンをネットで見ました。
13800円(くらいだったか)~19800円までの任意の希望価格を入れてエントリしておくと、10月初めに入札が行われ、モデル3色それぞれに500名がモニタ価格でそれを入手できるとのことでした。既にデジカメ技術系評論(デジカメWatchなど)で「市場価格2万円くらいか」との情報が出ていましたので、最高価格を入れることには躊躇しましたが、値崩れしてもその価格で大きな損はないだろう(=その価格に見合う期待がある)と考え、最高額でエントリしました。

10/08にビクターから通知が来て落札できたのことでした。落札額は15000円で、支払いはクレジットで15000円で済みました。
恐らくはその「市場価格2万円くらいか」の記事が、現実の市場価格を低く押し下げた結果、落札価格を19800円にはできなかったのでしょうね。まあ今の市場価格や在庫状況は知らないほうがいいでしょう(知るだけ不幸になりますから、知らせないで下さいね^^)。
モニタの義務は半年に2回、依頼を受けてアンケートをメールで送るだけです。

それと前後して、それ以前からそろそろHDTV動画が撮れるデジカメが欲しいといろいろ見ていました。
非公開記事のことを公開記事で書くのもナニですけど、この夏、F31fdの動画機能がとても活躍したシーンがありました。自分だけではなく、一緒に居た人々にも良い思い出の記録となったようでした。それは私に改めて動画を常時携行機種で撮れることの価値を再発見させることにもなりました。
しかし、その動画はPCでVGA再生している時には、画質などに何の問題も感じないのですが、自宅の液晶TVで見ると、被写体の輪郭にからむmpegノイズなど、かなり酷い画質に見えました。
その印象は今年の祇園祭山鉾巡行で撮った動画を見た時(静止画は記事公開しました)にも感じてまして、折角なら同じ手間で残る記録は美しいほうがいいと考えるようになり、急速にHDTV動画撮影可能なデジカメを物色したくなって行ったのでした。

パナソニックのコンパクト機種に時々値崩れがあり、それを狙うとかも考えていましたが、いつしかSANYOのXactyシリーズの新機種に気持ちが動いて来てました。
何故なら仕様を見ると、所有しているDMX-C4の難点であった「露出制御はプログラム露出のみ」や「手ブレ補正は動画のみで静止画にはない」などが改善されていました。
それらの難点で夜景、暗所では三脚必須となり、コンパクト性、機動性を大きく損なうために、DMX-C4購入時に「将来の改善要望」でメーカ窓口に提案したものでした。(が、その時には、それまでの質疑応答の良好なやりとりと裏腹に、急に何の返答、反応も来ずがっかりさせられたものでした。「掲示板1」の頃の話題です。)

丁度価格の大幅下落(2万円を切るほど)もあり、HDTV動画が撮れる機種の中のローエンドで最軽最小機種、DMX-CG10にほとんど決めかけていたのでした。が、実際に発注しようとした頃には、多くの店舗で品切れになっていました。
後継にマイナーチェンジ版のDMX-CG11が出たためでしょう。(というか値崩れ防止のためのマイナーチェンジとそのマイナーチェンジがあるが故の叩き売りなのでしょうね)
価格の実質上昇のようなものですから、様子をみてました。
そのうち、防水機能までついたDMX-CA9の最低価格がDMX-CG11とほとんど変わらない価格に降りてきましたので、その防水機能を上乗せした価格と思えば、DMX-CA9のほうが割安感が出てきました。

       DMXCA9a.jpg

しかしまあ動画で思い出を残すイベントも当面ないかな、と思いつつ、そのままにしてました。特にインドアマン典型のような私には、いくら割安感があると言っても、防水機能までフル活用するシーンが近々あるともイメージできませんでした。そして、その後、上記のGC-FM1の話となり、そちらに入札エントリをしたのでした。

ところが、その数日後、急遽、そのGC-FM1が届くまでに、その種のイベント話が沸き起こりました。
親バカなんですが、うちの子が高校の体育祭で剣道演舞の一員になりそうとのことでした。剣道部には所属してません。小学生時代に精神修練(父親=私にこそ多量に不足しているものですが....^^;)のために剣道を子にさせていましたが、体育で剣道を習ったときに、隠していたその経緯がにじみ出てしまったようで、所詮数合わせの事情もあったにせよ、剣道部から一緒に参加してくれ、という要請を請けたとの話でした。
私同様、あまり運動面では華々しい話題の無かった子ですから、私としては実にその経緯を「カッコいい~。自分の人生には全く類似の体験がない(羨)」とさえ思い(超親バカ)、何とか記録に残したいと思ったのです。勿論、当人や家人は「そんなもの希望しない」とのことでしたが....(^^;)。

GC-FM1は10/8落札連絡の後、送られてくるのは10月中旬以降とのことでした。体育祭には間に合いません。それでDMX-CA9もネットで発注しました。

その後、体育祭は雨天で翌日順延、その翌日には新型インフルエンザ罹病者の急増で、中止が決まり、日程ギリギリ間に合って到着したDMX-CA9の発注は全く甲斐のないものとなってしまいました...。

GC-FM1もその後届き、手元には急遽、当面出番の機会もないHDTV対応カメラが2台残りました(^^;)。


テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

  1. 2009/10/31(土) |
  2. 技術情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Finepixが新方式の立体撮影を

Finepixが新方式の立体撮影を実用化した製品を8月に出すようです。
流石、Finepixです。凡百のカメラメーカとは、志向している目線の高さが全然違いますね。
これも独自素子開発から始まった、基礎技術の水準の高さの裏打ちあってのことです。

http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/feature001.html

印刷はちょっと難しそうですね。でもモニタと専用ビュアでは問題なく再生されるのでしょうか。
ちょっと予想外の展開ですが、これもまた、元々デジカメが「銀塩カメラの模倣」ではない「新しいデバイス」であることの証明であり、正しい進化と言えるでしょう。

対銀塩比較とか、銀塩時代の撮影の流儀・お作法とか、カビの生えたような構図論とか、もうそういうことをデジカメに対して語る旧人類は消え去って頂きたいものです。そういう話は、何度も繰り返されるカメラの歴史話と双璧に、今も「カメラ専門誌」には毎月満載ですが、時代錯誤というものです。カルト宗教並みに狭い範囲の世界に拘泥し、技術の革新がもたらす社会貢献の見地に対して、その存在は弊害でしかありません。



テーマ:デジカメ - ジャンル:写真

  1. 2009/07/23(木) |
  2. 技術情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

FC2カウンター

プロフィール

亀田 滋

Author:亀田 滋
1996年にプロトタイプ公開で始まった「亀田 滋のホームページ」でご好評の「25cm口径反射望遠鏡『銀次』の部屋」(2008/10現在HP全体で12万5000超アクセス)と、掲示板のコーナー1、2(2008/10現在通算26万超アクセス)の続きはこちらで!

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリ

旅先などでの味わい (19)
天文・天体画像 (67)
ブログ運用 (4)
投稿スレッド (7)
はじめに:ブログ開設ご挨拶 (1)
限定公開 (2)
徒然 (23)
重要告知 (4)
創作関連 (4)
観光 (5)
技術情報 (9)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。